当院の根管治療について
皆様、こんにちは
ルートル歯科クリニックです。
今回は当院の根管治療についてご説明致します。
そもそも根管治療とは、歯の神経を取り除き、歯の根の中の細菌を除去する治療です。
ここで大事なキーワードが細菌です。
お口の中には様々な細菌が存在し、1mlあたり数十億程度とされています。
菌がなければ根管は感染しないともされています。
そのため、根管治療では、根管内の細菌を殺菌する薬やラバーダムの使用により
無菌に近い状態に整えます。
ラバーダムというのは、簡単にいうとゴムのシートのカバーになりますが、
治療する歯だけ露出させて、ゴムのシートで口腔内を隔離する処置です。
正確には『ラバーダム防湿』と呼ばれています。
目的は
・治療する歯とそれ以外の口腔内を隔てることで、治療部位を清潔に保つ
・唾液や口腔内細菌の侵入を防ぐ
・治療中の交差感染のリスクを減らす
・治療の精度を高める
・治療部位への直接的なアクセスを容易にします
そのため、当院の根管治療はほぼ100%ラバーダム防湿を行っていますが、
注意点としましては
治療中に口が閉じれない為、唾液が飲み込みづらい、息がしづらいなどありますので、
もしもご無理の場合だとしてもできる限りの細菌感染しないための処置を行いますので、ご安心ください。
また、ラバーダムを行うだけでなく、
根管治療は数ミリ、もしくは0コンマ何ミリの治療になりますので、
必ずマイクロスコープ(顕微鏡)を使用し、行います。
また動画録画も可能なため、気になる方、わからない方はおっしゃていただければ
治療終了後、動画にてご説明致します。
マイクロスコープの使用は様々な治療で活躍しますので、
歯科医師だけでなく、歯科衛生士による使用も多々あります。
今まで、見えなくて不安なことがないようにと
開院当初から3台導入しておりますので、根管治療のご予約が取りづらいということもないようにと
思っています。
もちろんニッケルチタンファイル、CT完備など
根管治療においての
3種の神器と言われているものも
全て完備しております。
歯科の治療は不安な点も多いと思います。
少しでも安心して治療を受けていただけるようにと行っていますので
皆様のお口の健康をお守りできるように
日々精進しますので、よろしくお願いいたします。
